俺だけBダッシュ出来ない!?

ライブや映画の感想を。

レキシ@横浜アリーナ (2019/01/23)

〝まんま日本ムキシばなし〟

行ってきたよ!ツアータイトルの時点でわくわくする。まんまよ、文字通りそのまんま。

レキシのワンマンに行くのは今回が初。フェスに出演していれば100%池ちゃん見に行くんだけどね。稲穂もその度に買ってる気がする。折りたたみ傘みたい。

なんで稲穂を毎回買うハメになるのか?実体験から原因を考えてみた。決して稲穂を何本も集めているわけじゃないの。

  1. どっちの土器が好きか考えている間にへし折れる
  2. 家に帰るまでの間にへし折れる
  3. クロークに稲穂を預けて回収するの忘れる(結果スタッフが捨てるときにへし折る)

そう、今の稲穂はへし折れやすいデリケートな稲穂。花粉症の時期は何回も鼻をかんで辛いので柔らかいティッシュが必須。お鼻はデリケート。同じくらい稲穂もデリケート。稲穂は花粉ぶんぶん飛ばさないからいいヤツ。だから日本人は米が好き。むしろ日本人だから稲穂耐性あるのかも。

さて、上記3つが稲穂を買い換える原因なのだが、それぞれの解決策は明白だ。
(…え?!わざわざ勿体ぶって書いた割にうっすい分析だし理由明白なの!?)

以下は殆ど茶番です。お付き合いください。

 

 

まず1.と2. こればっかりは誰に聞いてもきっと解が一意に定まる。

そう、耐久性。丁重に扱うのは当たり前ね。丁重に揺らしても折れる。ふとしたきっかけで折れるんだから。

僕たちは耐久性の高い稲穂を待っている。かつ、稲穂の見た目も損なってはならない。多少値段が張ってもいい。

食品サンプルを生み出し訪日旅行者をAmazing!と唸らせる日本の技術なら、見た目も中身も両立できる代物つくれるのでは?!グッズのラインナップにカーボンファイバーINAHOが並ぶ未来はそう遠くない。
最後に3. 回収を忘れるのは、単純に稲穂だけ預けなければいい。それこそ上着とかリュックとか一緒に預けておけばまず防げる。
2017ラブシャで、レキシを観終わってクロークに稲穂だけ預けたに行ったときはスタッフに大爆笑された。自分で大爆笑っていうとなんかハードル上げすぎてるような。

「え、まじすか?これだけすか?笑」

当たり前の反応である。クロークに1,000円払うよりもう一本稲穂買った方が安い。
さらにこの時の稲穂は1.状態でもあり、使用感に満ちてへし折れていた。要はスタッフからしたらへし折れた稲穂一本を預けにきた変な人。この年のラブシャはライブを楽しんだだけじゃなくスタッフにささやかな笑いを提供できたのでプライスレス。スタッフさんいつもありがとう。
ここまではコストパフォーマンス以外なんの問題もなさそうに思える。

トリのアーティストも見終わり、帰路へついた頃には、すっかり稲穂のことは完全にアタマからキュッキュッキューッ

そこに突然のTEL。

「クローク引き取り忘れていますが処分してもよろしいでしょうか?それとも取りにきますか?」

選択肢で処分の方が回収よりも先にくるとは何事??そもそも何か預けたっけ????貴重品は全部あるし………ハッ!!

なるほど、取りに戻るコストと時間を考えれば稲穂を10本買ってお釣りがきそうだ。最後まで変人と思われたに違いない。
かくして、あの時の稲穂はもういない。

ところで2.の派生として、家から会場に稲穂を安全に持ち運ぶ術は意外とある。例えば建築家の学生がよく持ってる筒にいれてオシャレに持ち運んでみたり、今回のツアーグッズにはオフィシャルの収納巾があったり。自作している人もいるだろう。ライブの日でもオシャレであろうとする意気込みやよし。
というのは、例えば休日の話。平日の会社員にとってはけっこう酷な話。生稲穂持って出社するわけにもいかないし、ケースに収納したとて間違いなく目立つ。じゃあ会場に着いてから買えるかというと到着はギリギリなので現実的でない。稲穂付きチケットとかあればいいのに。入場口でチケット切るとき稲穂がもらえる。画期的じゃない?!
それかプチ稲穂!
あれ、ここまで稲穂の話しかしてない。

 

レキシのライブは裏切らない。
笑いあり。茶番(褒め言葉)あり。セトリも、ライトな層でも楽しめるよう、みんなが聞きたい曲はほぼ100%演奏してくれる。
メインのおかずといっても過言じゃない、即興で始まる他人の歌の替え歌は、その日その場限りのもの。何回でも生で観に行くインセンティブがあるわけだ。
今回なんか最後の最後にとんでもないサプライズがあったよ。すごかった。黄色い歓声が。

 

以上、稲穂の話でした。